文字通り共同作業

R7.9.21

工事は始まっている。

休日を利用してKさんと片付けと養生、解体を行っている。

日曜大工に毛が生えた人間(私)には、このぐらいの工程だと疲労も少ないし、平日を仕事と朝日の改修に回すことで自身の収益の確保をしている。

朝日の工事では、解体ゴミも溜まる一方だった。

そして溜まるゴミを軽トラに載せるのもうんざりしていた。

今回はKさんと協力してゴミをしっかり捨てている。

やっぱり1人より2人、2人より3人だな~と納得した。

設計は施主との共同作業と聞いたことがあるが、今回はもう文字通り共同作業。

一緒に片付け、養生、作る、分担もするし、むしろ準備の悪い自分なので道具を借りてるし、手助けしてもらってる。

心強い味方を付けたようだ。

養生された仏壇 しばらく待っていてもらう

ご祈祷

R7.8.29

改修工事が始まる前にご祈祷をする。

だいたいいつも「みんな(主に自分)怪我しませんように」と思う。

まだ片付けは半ばだけど、少しずつ整理されていく。

帰り車で妻とどっちの2拍手が上手かったか話す。


模型

久しぶりに模型を作る。

昔はスチレンボードで作っていたが、だんだんとやり方が変わっていき最近はグレーのクラフト紙の厚さ2mmで作るのが調子がいい。

木工用ボンドで接着するのも調子がいい。グレーが落ち着いて見えるのもいい。

脱衣室廻りを1/20の縮尺で作る。

この縮尺に特に意味もない。

強いて言えば部屋に飾ってあるKさんの息子さんが作った工作の猫が1/20スケールっぽいので、この模型と並べてもいいと思ったから。

妻にパースを描いてもらった。相変わらずわかりやすい。


大屋根塗装大会

屋根の雪止めアングルの外れた箇所を中心に研磨たわしで錆取りをする。

ボルトの固定用だった穴を塞ぐように、コーキング材を注入する。

コーキング材をヘラで均し、アルミテープで蓋をする。

テープは圧着することで効果を十分に発揮するのでしっかりと指で押す。
既存の屋根の谷が入隅部に当たって雨漏りの原因となっていた。
屋根を増設し、雨の流れを適正に促す。

大会当日

施主さんご家族・大工さん・我々で開催する。

まず朝露に濡れた屋根の水気を拭き取る。

次に2人2組に分かれ、その2人も面を塗るローラー係、細部を塗るハケ係に分担し作業を始めた。

棟→軒先の順で繰り返し塗る。

塗料は時間が経つとの粘度が増して塗りにくくなるので、塗装は手早く、薄め液で希釈しながら塗っていく。

塗りながらこの屋根はこんな屋根で、こんな問題があるからこういう作業していると説明する。

集中して塗装する。

塗装ってすぐに結果が見えて楽しいので無心で童心で作業した。お昼になり皆でおにぎりや芋煮を食べた。

建築をゆくっりと変化させている何よりも代えがたい時間だったな。

気付いたらなんか変わってた。とか理解しないで進んでいた。とかせずに皆で理解して、解釈して進めている気がする。そういう作業が自分も合ってるだろうな。だから自分も家を自分で改修したかったんだろう。

塗料のシンナー臭でプラモデルを作ってた頃を思い出している。

365mm幅ずつ生まれ変わる。