狩猟試験に落ちた話を早く過去記事に送りたのでキーボードを叩く
車のラジオで結婚指輪がどうの、婚約指輪がどうのという話が流れる
ふとハンドルを握る指の結婚指輪らしき物が目に入る
過去の記憶が起こされる
自分は普段アクセサリーを付けないタイプで
どんなものが自分に似合うのかもわからないし、
ただでさえ巻き尺やボールペンをどこかに忘れるやつが指輪、ネックレスなんて身に付けられない
しかし結婚指輪はだけ付けている
これには色々理由があった
当時妻と結婚指輪を作りはしたが自分は身に着ける気はさらさらなかった
上記の理由の他にも微妙に職人気質なところもあり
指輪つけるをその分手の感覚も鈍る気もしていたから
そんな話を妻にすると
「いやいや米谷は付けた方がいい」と説得を受ける
内容としては
・結婚指輪していたほうがモテるよ
・米谷みたいな人間は指輪を付けることによって安心感が生まれる
とのことだった
たしかに自分の様な風貌をしている人間は第一印象が悪い
そして人見知りも相まってもう大変
しかし妻の話では結婚指輪をすることで初対面の相手でも
「あっこの人は風変りだけど、必要最低限のコミュニケーションは出来て結婚ということも出来るタイプの人間なんだ」
と思わせることが出来るらしい。
そう、この指輪は「こいつはやばいやつ」と思わせない抑止力であるのだ。
そんな話してるだけで既にヤバそうだけどそこは置いておく
当時の自分は「確かにこれ以上やばいおじさんと思わせないのは大切かもしれない」と思い、指輪を付けることを決める
それからずっと外さないでいる
結果どうだったのかわからないけど、
この指輪は幾度も身の危険を救ってくれたのかもしれない