続ける
R8.4.2
荒波だったのが、淪くらいに落ち着いてきた。
凪は程遠い。
なんとなーく鏝の滑りで厚みの違いが感じられる。
最近は目で見るよりも手の振動とか引っかかりに神経を集中している。
呼吸やリズム感も重要。
下地パテ処理はしっかりやすらないとと浮き出てしまう。
そして出隅が難しい。
石膏ボードの面取り部分を充ててそれなりに漆喰を塗ろうと思っていたが、技術が追いつかないということに直面した。
頭と技術の乖離これはよくあることなのでまた考えを改める。
出隅にぽってりと漆喰を塗って、やすってアールを出してみる。
やすりすぎると下地が見えちゃうので集中する。
少し輪郭が消える。
これはいいみたいだ。
道具に走りたくなる気持ちは抑えて、youtubeで勉強する。
動画の中で鏡仕上げなんて初めて聞いたがそんな域まで行けたらすごいよなと思う。
左官は瞑想に近いとも言っていた。
正にそう!
ロダンとゴッホ
R8.3.23
トイレがだいたい形になる。
既存の壁紙は経年変化でぱりぱりに崩壊していた。
なので手摺取って、棚を取って、壁紙剥がして、
その後は窓の建付け調整して、棚付けて、合板張って、漆喰塗って、最小限になおしてあげる。
Kさんと話して背面の壁はゴッホのひまわりのような黄色を目指して漆喰を塗る。
妻に色見本を作ってもらい顔料の分量を決めてもらう。


こういう色むらは好きなので自分で出来るようになりたい。

2度塗りの途中で漆喰の残りがなくなるという事件があった。
結果として1/3くらいに前の黄色が残ったので、燃えそうな黄色の印象に変わる。
偶然の産物か。
ゴッホは遠いか。
強い色にするにはペンキなんだろうな。
漆喰は水彩絵の具みたいなもんかもな。
悶々と考える。
Kさんはいい色だったと言っていた。
上達しなくても事は進む
R8.3.13
壁の左官をしている。
知識不足をしみじみ感じる。
木仕上げ、クロス仕上げ、塗装仕上げ、左官仕上げとあるが、
どうやら今の技量(平滑な下地を作る技量)では左官仕上げ・木仕上げしか選択肢がないということだ。前向きに捉えよう。
ステンレス鏝を買ってみる。
厚さは1.2mmの中塗り鏝と0.3mmの仕上げ鏝を使い比べてみる。
1.2mmの方が手の負担が少なく扱いやすい。
Kさんは絵画パレットに硝子板を使ってた友人がいたということを思い出し、鏝板用にアクリル板を用意してくれた。
平滑な面に仕上げたかったが思うようにいかない。
鏝の流す角度がまだ定まっていないので変な鏝波が立つ。
何度も波を消そうとするが逆に酷くなってしまう。
負のスパイラルにはまりそうなので完璧は求めず素早く進める。
ストロークは左→右より、右→左の方が安定している。
柄は握り込むよりも指先だけで柄を持った方が力の微妙な調整がしやすい。
鏝のスピードは遅すぎてもぼこぼこする。
「鏝って船の形と似ていてるな」
とか考えながら
水面を滑らせる意識で動かしてみる。
やっぱり上手くいかない。
上達もしないまま時間だけが経ち、自分の知ってる壁が見えてきた。
精度とは
R8.3.8
作っていると「精度がなぁ…」と思うことが多々ある。
もう少し歪みなく、隙間なく作りたいのはやまやまなんだけど今の自分にはこれが精一杯なので、まずは進めることを意識する。
完璧なものなどは存在しない中で何かしらの精度を求める意味があるのかは甚だ疑問だし、
図面を引くとそこに何かしらの精度が見えてたけどそれも勘違いのようなものかも。
誰かが見た時のことを考えているのかもしれない。
ちょっと雑念が多い。


