ちょうど去年の今頃に商工会主催の「創業塾」なるものに参加した。
毎週土曜日に10数人程度の起業志望者集まり、お金の事とかビジネス形態とかマーケティングの講義を受け、自分のビジネス形態の場合を自己分析をしながらグループワークする。
授業を受けながら最終的に事業計画書を作る。
事業計画書は、補助金や融資を集めるために担当者に見せるプレゼン資料の事。この資料が捻蜜に練られてるほど資金を得る確率が上がる。
(自分は講義の後半からあっ融資を貰うほどの仕事ではないっ。と気付いてしまった。勿論事業計画書を書くというのはいい経験だとも思う)
発表と実験
その塾から一年経過し、偶然にも先輩起業者として体験談を発表する場を頂いた。
いただいたのだが….
どう話すのが自分が気持ち良いのか。
華麗に「この住宅案件は….伝々」などという仕事はしていない。
その感じの記憶、記録に残らない。正直自分も去年の先輩起業者の発表をあまり覚えていない。
という訳で、実験的にこのホームページに記録として残すことにした。
ある意味1年の振り返りのようなもの
・・・1年前の自分は、自分のホームページを作りたいということで
ワードプレスを覚えること、どういうホームページにしたいかコンテンツを書き出す。コンテンツを文章化する。の作業を繰り返していた。
創業塾の中でSNSの強みなども十分に教えてもらったのだが、自分は建築を設計するという仕事をしている。小さい建物から大きな建物まで設計する。
かなり大きな金額を扱う仕事をしている。
万が一にも設計ミスがある場合訴訟ものだ。
SNSで偶然知ったとかそういう知り合い方をすると早い効果はあるのだが、
お互いに人と成りを分析する期間や要素は十分にあった方が間違いないのだと思う。
理想は低くてもいい
自分は有名になりたいとか金を稼ぎたいとか考えてプラス思考の起業ではない。
マイナス寄りの思考の起業でもないが、「とりあえず今の会社は辞めたい」「それなら通勤時間無駄だから自分の家で妻と仕事していればいい」という考えのもとで動いている。
自分を俯瞰してみたときに気持ち良さそうな方向に進んでいる感じ
そんなわけで、仕事は最低限自分の出来る範囲、最低限の設備とすることで不測の事態が起きたとしても対応出来るようにする。
印刷は近所のコンビニでネットプリントを利用している。あとはホームページ作成法の本を何冊か購入。
1年の仕事
この1年の仕事を洗い出しすると、設計事務所の下請け図面作成、養蜂園での採蜜、建築士の製図講師、アスター・ユーカリの収穫、ハウスビルダーの品質検査員となっている。
採蜜作業(5~6月)
ユーカリ・アスターの収穫(通年朝5~7時)
朝の作業を行うとその日の頭の調子が良いことに気付く。
製図試験の講師(8~10月)
ハウスビルダーの委託検査員(通年)
自宅の改修(通年)
まとめ
自分は建築を作るための時間はかなり重要だし、慎重に考えている。それが
自分の思う美しい建築を目指す必要な工程だから。
もうしばらくは自宅の改修をしながら、本業以外の仕事のバランスや技術を高めて全体の生活のバランスを整える感じがする。
つまり本業の設計の仕事がなくても生きていける状態が一番安定している。
本業はボランティア程度だと考えている。