概論
荒くんとの授業を行う。
彼とは大学の同期で、建築を学び、それぞれの進路は進みつつも彼は大工として進み続けいる。私の相談に乗ってもらうことが多い。
そんな彼と問答のような会話をしながら授業を受けた。
座学
・技術とは何なのか
・木の特性
・手道具と電気工具の出来る事
実践授業
・道具の選び方扱い方手入れの仕方
それぞれ学ぶ。電気工具を使うということは、多少の危険をあるけど素人である自分には重要なツールと思うこともあった。作業時間の効率化もできる。
実施研修
荒君の現場を手伝う。
小屋の改修工事だ。当然のことながら貧弱で技術のない自分の主体作業は、掃除と物の移動と解体だ。
デスクワークが基本であるためすべてが新鮮に感じた。物を作る場合作るもの並みにゴミが出る。
特に今回は一部解体もあったため、廃棄用コンテナ2杯分は移動した。
解体と同時に作業するスペースも確保しなくてはいけない。作る場所があっちにいったら、こっちを解体し、こっちの作業に入れば、あっちの掃除をする。そんな追いかけっこをしながら淡々と時間は過ぎていく。
大工集団
こういった工事の特徴かもしれないが、荒君と個人の大工さん3人と自分という5人チームで作業を進めていた。
工事場所と得意分野を加味しながらチーム編成をしているようだ。
建築の世界ではあまりない考えだと思う。もちろん大手ゼネコンでは話が変わってくるが自分の経験では基本は1か2人で図面を描く。電気設備図、機械設備図、構造図は小規模な場合自分で描くが基本は電気設備事務所、機械設備事務所、構造事務所に作図をお願いする。
CADというソフトの前では、得意分野とかというスキルよりかは早く正確に図面を描くスキルが優先される。