気が付いていたが気付かないふりをして3月も終わりかけ。

今の時期が一番いい。

植物もまだ活動しきらず、温度も上がり過ぎず、雪も残らず、最高。

連日作業を続けているが、この記事にまとめる程の容量や区切りが付かなかった。中途半端な作業でもとりあえず書いてみよう。

レンジフードの配管工事

いわゆる換気設備配管工事をする。

配管工事は設計でもこういうとこは設備屋さん任せにしていたので多くの知識を得ることが出来た。

多分煙道火災は起こらないと思う。

まずは設置するレンジフードを妻に選んでもらい(toolboxのやつ)その機器ベストな配管経路を見つける。

レンジフードの取付け説明書:背面と合わせてダクトルートは5つから選択がかのだがどれがいいのかわからない

配管ダクトはフレキシブルダクト(ぐにゃぐにゃ)とスパイラルダクト(まっすぐ)の2種類ある。

フレキシブルダクト:浴室の換気に使ったやつ。ぐにゃぐにゃに撓るので施工しやすい。
スパイラルダクト:ジョイントは専用部材が必要でめんどくさいし、金が掛かる

素人DIY作業は曲がりを施工のしやすいフレキシブルダクトを選択すべきだったが、プライドなのかわからんが「東京消防庁基準でやろう」(火気使用室は消防法と各消防署で施工基準が厳密に決められている)

という謎の声が聞こえ、それに従い難易度の高いスパイラルダクトを選択する。(施工は難しいがダクト内にゴミが付きにくく煙道火災が起こりにくいメリットがある)

取付け説明書と睨み合いが続けたがこちらの負けということで

すべての部材(レンジフード本体、スパイラルダクトΦ150 90°エルボ、保温材、逆風防止フード、貫通FD)を現場に入れて現物で判断することにした。この方がイメージし易い。

当初の案:間柱を避ける様にダクトを通そうと考える。
現場に部材を入れた後の案:曲がり箇所を少なく、ダクトは上方向に長くした
レンジフードは背面と天吊りを併用して固定する

実際のものを見ると特に90°エルボが大きくてコンパクトにまとめられないのがわかったので諦めて間柱を切断し配管する。

ネットで調べていくとダクト内は最高70度まで温度が上昇するとわかり「火事になったら新聞に載る」という恐怖がわいていた。

恐怖を振り払うため不燃材の取り合いを意識する。

外壁貫通部:この部材だと保温材が壁内を貫通しているので個人的には安心感がある。ここから付加断熱をを施工する予定なので下地を追加する。

切断はディスクグラインダーを使う。サンデーで借りた。

火花が飛ぶので屋外で雪上で切断作業を進める。

バチバチ火花を浴びながら悪い科学者になった気持ちで切断する。

切り口が汚く練習が必要だ。

仮組み:火打ち金物から針金で吊って勾配を調整する

施工の手順はこのサイトを参考にしたし、住宅検査の現場で丁度良く施工してたので睨みつけて覚えてきた。

ドリルビスで固定して隙間はアルミテープで塞ぐ。(耐火シーシリングまではやらなくてもいいかと)

折角頑張ったので室内側からもスパイラルダクトがチラッと見える様にする。