断熱材を切っているうちに「ほぼパンだな」と思い始めたのでここでは断熱材をパンとして表記している。

パンの性能

この家はグラスウール断熱材を使用している。

それぞれメーカー(パラマウント硝子、旭グラスファイバー、マグ・イゾベール)によって商品名が変わるのだが

性能比較するには密度か熱抵抗値を見て確認する。

まず密度から

密度は10k~32k/㎥まであり、密度が増えると断熱性能も増す。

一般的には16k/㎥が一番コスパがいい。

ホームセンターに売っているのは10k/㎥なので、ちょっと断熱に気にする場合はネットで購入するしかない。(ネットで買う場合は特別配送になってしまい配送料が思ったより高く付くのが難点、ネットでお高いパンを買う感じ)

メーカーによって高性能10k/㎥(16k/㎥相当)←と表記しているので比較しずらい。

なので一つの熱抵抗値を比較する方法の方がより正確。

性能の低い断熱材でも沢山入れれば能力も上がるし、高性能な断熱材も薄くしか入っていないと思った効果が発揮しない。

なので断熱材の厚さ÷熱伝導率=熱抵抗値 

これで厚みを踏まえた能力値を確認出来る。

ことなんだかよくわからないと思うので参考画像

左下の家型のマークに入っている数字熱抵抗値、今回はR4.1 数字が上がると断熱性能が良い

パンの切り方

ここからパンに例える。

外壁にパンを入れていく。

柱間の長さ、床から梁下までの長さを測っては断熱材を切ってはめ込む。

グラスウールは10mm大きめに切ってもクッション性があるので押し込んでいれれば問題ない。むしろ小さく切ってしまった方が修正に手間がかかるので大きめを意識する。

初めはカッターで切っていたが、厚さ105mmあるため刃の長さが足りない。

カッター刃を押し出す突起部が繊維面にひっかかり、断面が汚くなってしまう。

Amazonで断熱材用のカッターを購入する。

購入した断熱材用のカッター
こっちは家にあったのパン切り包丁 

ちょどパン切り包丁みたいな形状で、うちにあるやつとほぼ同じ、わざわざ買うよりうちのパン切包丁を代用したかったのだが妻に怒り狂われるという危険予知が出来たのでやめておいた。

食パンを切るような感じで潰れないよう優しく切る。

切り始めはストロークを小さくギコギコ切って、途中からは垂直の断面を意識して引いて切る感じ。

定規は押し付けすぎるとパンが歪むので添える程度の力加減にする。刃先は押し付けすぎると式台に当たり切れ味が悪くなりやすくなる。

施工の参考動画も載せておく。この動画はわかりやすいし効率的な施工方法だった。

多分だが、食パンを上手に切れる人は断熱材も上手に切れる。

パンの詰め方

パンの耳を切り落としたら、あとは弁当箱に詰めるだけ。

サンドイッチを弁当箱をグチャっと詰めたら見栄え悪くて美味しそうに見えない。なるべくふかふかに詰める。

しわがある箇所は弁当箱より少しサンドイッチが大きかったところ自分の中では許容範囲と思っている
美味しそうに見えてきたタマゴサンドっぽい
サンドイッチ入れたらラップをかけてやる
ラップはピンと張った方がいい
最近発見したのがサランラップの上にパン載せてから弁当箱を被せる方法。

こうするとパンの詰まり方がラップ越しに一目瞭然となるので、しっかりと詰めることが出来る。

ただ直ぐに弁当箱を被せないとパンが雨で濡れてしまうので天候に注意がいる。

つまりピクニックは晴れの日がいいに決まってるということ。

ちなみに自分は菓子パンや総菜パンが好きだが、妻はシンプルなパンが好き。

これは本当のパンの話。