12月、気が付くと雪が降り現場は冷え込んでいた。

「酷暑の解体よりましだ」と言い聞かせて構わず進めていたが、やはりスリッパだと足元が寒い。指先の動きも鈍い感じがする。

ストーブも使えばいいのだが、たまに現場のストーブ使用によるボヤ騒ぎを聞くのでこの現場は火気厳禁で押し通す。不要な心配はしたくない。

建さん作業靴のボア加工バージョンを購入し凌ぐ。

こういう機能に特化した無骨な製品は胸が躍る。

解体して空きっぱなしになってしまった開口部は残置物のポリカーボネート波板で塞いで冷気を止める。

広い開口部は昔現場で養生シートで囲いを作って冷気を防いでたのを思い出し、マスカーの2mサイズを購入し区画する。

壁が出来始めると作業スペースがどんどん狭くなる。そこを見越して作業が出来たならどんなにいいのだろうか。

最近は天井下地を作るため、

小屋裏で這いつくばったり、脚立を持ってぐるぐると移動しては上るを繰り返してる。

そんなことしていると物の置き場に困ったり、ビスや工具を落としたり、梁に頭ぶつけたりしている。

効率は悪い。

バタバタと開く天井を想像する

効率悪くて何が悪いと思いながら木を組んでいく。