床下地が出来たら、壁を作る為の木下地組を作っている。

ただどうすれば進めていいかわからない。

内容としては105×45又は30×3,000の杉材を

切って、平面図の位置に固定していくだけなのだがどうすれば進めていいかわからない。

手が止まる。

考える時間が増える。

どうしようもないのでyoutubeを見て、荒君に聞いて、それでもわからないので、とりあえず手帳にスケッチを描く。

妄想スケッチ
入隅部の取り合い部

こうしたいという絵なので、このまま建てられるか自信がない。

手を動かして床に原寸図を描いてみる。

妄想原寸図

設計者は中々原寸図は描かない。わざわざ描かなくても大工さんが作ってくれるからだ。

今は自分1人しかいなのでこれを頼りにする他ない。

原寸図は1:1のスケールで描くので、普段の図面との解像度、理解度が違う。時間は掛かるがこの絵に沿って材を重ねていく。

不明瞭な納まりは部材越しに平面も断面も描いてみる。

完全ではないが自分がどうしたいのかが見えてくる。

納得出来た場所から原寸図の上から切った材料をのせてビス打ちする。

ただビス長さも75mmがいいか90mmがいいかは、感覚のみで決めている。

ビスの斜め打ちは、昔に比べてだいぶましになったと実感した。

少しずつ出来ることが増えてきたのかもしれない。

出来上がった壁を押してちょっと強度弱いと感じたら補強する。

これも感覚で決めている。

強度は強すぎるのは好きではない。

仕様書などの図面には適解はあるかもしれないが、まだ答えを知らなくていいと思い進める。

妄想軸組図
軸組図スケッチ:木の組み方を整理する

その日作業が終わると、また次の日の作業に向けてまたスケッチを描く。

軸組図を描きながら小屋組みと接続すればいいのわからなくなりまた混乱する。

また現場で確認し考える。

無限ループ。