自宅前を少し雪かきをして朝日の現場に向かう。

現場の雪は自宅前の2倍くらい。

初めは資材搬入の為、ままさんダンプ2列分の雪をかいていた。

次々に押し寄せる雪に根負けし、〃1列分をなんとかひっぱりだすだけで今年の冬は良しとする。

そして日が上がると建物下屋から1撃目とぼとぼ!

母屋から2撃目ぼとぼと‼

不意に雪が襲ってくる。

そしてこの雪がしっかり湿っていてかなり重い!

雪投げをしながら

「雪止めアングル付けたいが、垂木が36×60@455だと貧弱過ぎて折れるな」

「軒先の垂木に@910で頬杖付けよう」

「灯油タンクは外観そんな気にしなくていいから正面側に変更した方がいい」

「窓の高さをもっと上げるべきだ」と考える。

突貫工事の雪囲い
うっかり雪囲いを外してしまった窓 ここは窓の高さは検討している。景色もいいのでバランス考える。

雪がこれだけ降るとこの家の不安要素が見えてきたのでそれは良い事だったのかもしれない。と自分に声をかけてやる。

いつの間にか体力は0になり動けないまま膝を付く。

首元から湯気が沸きあがる。着替えの用意もない。間もなく体が冷え始める。

「疲れたまま作業して怪我するよりましだろう…」

お決まり言い訳をして、雪かきだけで終わるの日々が続く。

こんな毎日を繰り返しているとテレビで見る2拠点生活してる人って雪投げどうしてんの?と疑問が沸く。

どうしてんだろ?

まぁいいか。自分は1拠点。

妻とも現場が車で15分だったことは幸いなことだとお気楽に話している。

仮に車で2時間だった場合はさらに運転中のスリップの危険もあるだろうし泊りで作業も費用がかさむ。

何気に妥当な選択してるのか。

晴れ間を狙い雪を飛ばす