ここんところ解体作業ばかりしてた。
作るという行為からずいぶん離れた場所にいる。
改めて思うのが、やっぱり新建材がめんどくさーということ
新建材とは、新しい素材や技術を用いて作られた人工的な建築材料で従来の建材である紙や木、石、金属などの代替として、ビニールやプラスチック製などが多く使用されている。
環境保護団体に属してるわけでも、ロハスな感じが好きなわけでもないが
木は釘を抜けばまた使えるし、薪にもなる、庭にさらしとけば土に還る。
金属類は加工は手間だけど、売れば金になるし、鉄パイプは解体しても汎用性がある。
コンクリートは砕けば砕石敷きに利用できる。
石膏ボードは、解体しにくいし、アスベストの検査もしなきゃいけないし、再利用の手立てがない。
複合フローリングも今のところ型枠か下地材としてしか利用できない。
既存グラスウールは湿っていたので再利用も厳しい。塩ビタイルもぼろぼろなので処分するしかない。浴槽はステンレス製だったので売るだけで助かった。これがユニットバスの解体となるとまた処分に手間が掛かる。
こういう処分の手間を少なくするには、新建材の出回り始めた以前の絶妙な時期の空き家を手に入れる必要があるのかと気付かされた。